皆さん冬のアウターを買おうかなとコートを見ているときに、袖にタグが付いているのを見かけませんか?
もしくはコートを買った時に袖にタグが付いていたなんてこと、ありませんか?
そしてこの袖のタグ、取ろうか迷いませんか?
今回はこのコートについているタグが何のために付いているのか、着る前に取ってしまうべきなのか説明していきます。
コートの袖のタグはとるべき!
いきなり結論からお伝えしますが、
です。
勿論つけたままでも何か不自由することはありませんが、見る人が見れば「あの人つけっぱなしにしてるな。。。」と思われてしまいます。
取らないと恥ずかしいので、よっぽどこだわりがない限りは取りましょう。
このタグは取りやすいように四隅しか縫われていません。
スーツのポケットやベントに縫われている仕付け糸と同じ雰囲気ですね。
袖のタグは生地の説明タグ
そもそもこの袖についているタグはなぜ付いているのでしょうか。
これは、『このコートの生地がどういった生地を使っているのか』を説明しているものなんです。
『コートの説明』ではなく『コートの生地の説明』です。
一般的に、
- どこの国で作られた生地か?
- どんな素材の生地か?
- 生地のブランド名は?
などが記載されていることが多いです。
ちょっとオシャレな商品説明タグっていうイメージですね。
つまりコートを取り扱っているブランドから購入者に向けた情報提供ツール。
ファッションアイテムではないんです。
ちなみにこの生地タグ、たまにしっかり縫われているものがあります。
一時期流行したハリスツイードのタグはそういったものが多かったですね。
生地タグ自体をファッションアイテム化してしまったケースです。
最近はこういった商品はめったに見かけないので、しっかり縫い付けられていない限りはタグは取っちゃいましょう!
NEW ERAのシールは付けておくかの背景が異なる
さて、ここまで説明してきましたが、
「NEW ERAのシールってとらなくてもイイって話聞いたことあるけど、それとは違うの?」
と思った人もいるかもしれません。
取るか取らないかで迷うものとしては共通していますよね。
実はNEW ERAのシールを取らないのにはしっかりと理由があるのです。
アメリカのブラックカルチャーに由来しており、もともと裕福ではない家庭が多く、本物のNEW ERAが買えないケースも多かったそうですが、本物のNEW ERAだという証のためにあえてシールを剝がさずに被るといった文化があったそうです。
こういったカルチャーを尊重してNEW ERAのシールは剥がさないという文化が定着していったんですね。
NEW ERAのシールを剥がさないことにれっきとした理由があったんですね!
まとめ
ここまでコートの生地タグについて説明してきました。
取るか悩むものではありますが、付いたままだとちょっぴり恥ずかしい思いをすることもありそうです。
購入後は忘れないうちにリッパーなどで取ってしまいましょう。
買ったお店でお願いすれば取ってくれるはずですので、聞いてみても良さそう!
ここまで読んでくれてありがとうございました!