水沢ダウンは気になるものの、どんなモデルがあるのか気になる人もいるのではないだろうか。取り敢えずこのモデルを抑えておけばいい2つのモデルをピックアップしてみた。
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マウンテニア MOUNTAINEER
水沢ダウンといえばこのモデルを想像する人が多いのではないだろうか。機能が盛りだくさんのイメージだが、どう凄いのか?
- 防水透湿性
細かい説明は纏めた記事があるから、こちらを見てほしい。やはり「防水性を携えたダウン」というのが、水沢ダウンの最強かつ最高の特徴ではないだろうか。
- パラフードシステム
瀬戸内海生まれ、首都圏在住の私にとっては雪は馴染みがなく、降るとワクワクする。雪国育ちの人にとってはこの機能はありがたいのではないか。
雪が振る中ではフードに雪が溜まってしまうことがあるのだが、これを防ぐのがこのパラフードシステムである。フードの被り口にジップが付いているので、フードを使いたい時だけジップを開けて被る仕様になっている。これにより、フードを被ろうとしたときに、冷たい雪まで一緒に被ることがなくなるため、安心してフードを使うことができる。
- 豊富なベンチレーション
ダウンを着ていると、段々と暑くなってくることはないだろうか。そんなときにベンチレーションが役に立つ。ベンチレーションとは換気のことである。
マウンテニアのフロントジップは二重構造になっている。これはサイズの調節のためでは決してなく、換気を行うためにメッシュの部分が付いている。暑くなった時にはこのメッシュを出してジップを止めればOKだ。
ここで、部屋の換気を想像してみてほしい。窓は一か所開けて風が通るだろうか。いや、通らない。2か所開けて初めて風の通り道ができるのだ。これはダウンのベンチレーションでも同じのため、先ほどのフロントジップのメッシュだけだとベンチレーションとして不十分である。ではどうすれば良いか?
実は脇の下にもジップが備え付けられているため、こちらも開けることでベンチレーションが可能である。こうすることで、両脇と前身ごろの3か所でベンチレーションの調節ができるため、ダウンを快適に着用できるようになっている。
- 保温素材HEAT NAVI(ヒートナビ)
裏地にはデサントがオリジナルで開発した「ヒートナビ」という素材が使われている。光を吸収して熱を作り出すこの素材により、+5℃の保温機能を実現。ただでさえ暖かいダウンの機能をより強固なものへと昇華していると言っていい。
アンカー ANCHOR
マウンテニアと比べて少しスッキリとしたデザインが特徴のモデル。マウンテニアほど水沢ダウン感が強くないため、コテコテの水沢ダウンを敬遠する人、少しキレイな印象で着たい人にはオススメである。
- 防水透湿性・ベンチレーション・ヒートナビ
この3つに関しては、マウンテニアと同じ機能持っている。つまり、少し安いモデルではあるものの、基本スペックは十分すぎるということである。
- フードの着脱可能
これは一番のアンカーの特徴である。マウンテニアのフードがかなりスポーツっぽい見え方になるのに対して、アンカーはフードが取れるため、かなりスッキリとした見え方になる。マウンテニアでも可能ではあるものの、アンカーのほうが、よりスラックス合わせはし易い。ただ注意が必要なのは、スラックス合わせは可能だが、ジャケットの上に羽織ると、ダウンの裾からジャケットがはみ出てしまうため、オススメはしない。
まとめ
水沢ダウンの中でも超ロングセラーであるこの2モデルだが、この2モデルを押さえておけば問題ないだろう。機能に関しては、ダウンというジャンルの中では本当に申し分ない。見た目の好みでどちらのモデルを選んでも問題はない。特にこだわりがない人に関しては、長らくフラッグシップモデルとして名を馳せてきたマウンテニアを選んで後悔することはないのではないか。