こんにちは、ちゃんまるです。今回は巷でも話題になっているユニクロのボトムス、ユーティリティワークパンツについてお話していきます。ユニクロのボトムスは数ある中で何が買ってOK、何が買ったらNGなのか迷ってしまいますよね。その中でもカジュアル見えしやすい代表でもあるいわゆるカーゴパンツとなれば、かなり買うことに躊躇してしまいますよね。
この記事ではスタイリスト歴10年、35歳2児の父である私ちゃんまるが、ユニクロのユーティリティワークパンツがオススメかどうか、その理由と共にお話していきます。同世代の人にはリアルな声になると思いますので、是非最後まで見ていってください。
カーゴパンツはもともと貨物船の作業員用
そもそもカーゴパンツを履くとなると、大人の男性の人にとっては「え?今また流行ってるの?」って人もいるんじゃないでしょうか。アメカジ全盛時代にはジーンズと双璧を担っていたカーゴパンツが近年ジワジワと人気を取り戻してきており、メンズ、レディース問わず今注目のボトムスになっているんですよね。カーゴパンツというと、ミリタリーのイメージがありますが、おおもとは貨物船の作業員が履いていたパンツが起源らしいですね。私は英語はからっきしですが、カーゴとは英語で貨物という意味らしく、まさに貨物船の作業用のボトムスということです。ポケットが多いのは道具を沢山入れれるようにということなので、納得の収納量ですが、その後に実際に軍用として採用されるようになり、ミリタリーのイメージがどんどん根付いて行ったようです。男性にとってポケットの多さって魅力的じゃないですか?私もちょっと子供とでかけるのにわざわざかばんを持つのもなあと思いますが、カーゴパンツはポケットが多いことで非常に助かるんですよね。気付いたらお菓子入っていたりガチャガチャのゴミが入っていたりと(笑)そのまま洗濯してしまって~なんてこともあったりするんですが、それだけ実用的で便利なアイテムなんですよね。子供と公園に行ってもそこまで汚れを気にせずに思いっきり子供と過ごせるのも気に入っているポイントなんですよね。
ユーティリティワークパンツはオススメボトムス
そんなカーゴパンツがユニクロから発売されており、YOUTUBEでも大変オススメされているわけですが、私個人としてもこれは『オススメ』と感じました。一方でどんな合わせもOKかというとそういうわけでもないかなとも思っていますので、コーディネートの注意点も合わせてお話していきます。
カーゴパンツは程よいワイドが◎
まずざっくりカーゴパンツといってもシルエットは大きく分けて3種類あると思っています。細身のタイプ、かなりワイドなタイプ、程よいワイドなタイプの3種類です。まず今の時代の流行にはこの細身のタイプはフィットしづらいのでオススメしません。ネットではちらほら見かけるアイテムではあるんですが、やはり細身過ぎるパンツというのは合わせづらいんですよね。一方で細身が好みの方もいらっしゃるとは思うので、細身のパンツ自体は好みに合わせてチョイスするのは全く問題ないとは思いますが、カーゴタイプの細身のボトムスはかなりオシャレに見えづらいアイテムですので要注意です。
そしてかなりワイドなカーゴパンツはオシャレアイテムとしてはトレンドど真ん中ではあるんですが、30代40代にとってはワイドすぎるボトムスはやはり今っぽさが強すぎるのでオススメできません。若見えし過ぎても頑張っている印象が強くなってしまい、大人の男性にとってはなかなか挑戦しづらいんですよね。
30代40代にとってベストなチョイスが、程よいワイドになるわけですが、これがまさに今回のユニクロのユーティリティワークパンツなんですよね。シルエットがお尻もも周りは少しゆとりがあるデザインながら、裾に向かって細くなっていくテーパードのシルエットになっているため、少しキレイに見えるシルエットに仕上がっているんです。もともとカーゴパンツというのはボトムスの中ではかなりカジュアルに見えるアイテムではあるので、いかにラフに見えすぎないかがポイントになるんですが、シルエットで少し大人の人でも履きやすい形になっているのは非常に嬉しいポイントですよね。ストレッチもしっかりある素材のため、休日のパパでも安心して履ける便利なボトムス間違いナシです。
ユーティリティワークパンツのコーディネート例
ではこのユーティリティワークパンツをどのように合わせれば良いか、なのですが、カーゴパンツだからTシャツ、ロンT、サーマルで。。。となりがちではありますが、ここが要注意ポイントです。もちろんこういったTシャツやサーマルはおおもとは王道の合わせではあるんですが、年齢を重ねるごとにこういった合わせがピッタリ似合う人っていうのは年々少なくなってしまうのが実情です。やはりカジュアルに振り切ったコーディネートっていうのは大人の男性には徐々にハードルが高くなるんです。ダウンタウンの浜ちゃんやさま~ずの2人っていうのはめちゃくちゃ似合っていますが、なかなかああいう雰囲気で着こなせる人っていうのは少ないのが現実なのかもしれません。ではどのように合わせるのかというと、やはりどこかにキレイ目な洋服を混ぜ込みながらのコーディネートがオススメになります。具体的にはボトムスがカジュアルなわけですから、トップスもしくは靴をキレイ目にしたいところですね。
トップスをキレイにする方法としてはシャツ、カーディガン、ニット、コートを活用することがオススメです。これらのアイテムはどれもカジュアルシーンではドレスアップ、つまりキレイ目見えさせることができる、大人の救世主アイテムですので、カジュアルコーデにこの辺りを混ぜ込むだけでグッと上品に見せることができます。
コーディネート例①
こちらのスタイリングを見ていただくと、カジュアル王道のTシャツスニーカーにカーゴパンツという合わせではあり、これだけだとかなりラフに少しだらしなく見栄がちなんですが、シャツジャケットをサラッと羽織るだけでグッと上品さがプラスされてカッコイイ合わせですよね。ここで色物や柄物のシャツを羽織るとカジュアル過ぎる印象になりますので、こうしたダークトーンの無地物、かつ生地も少ししっかりしたものであれば使いやすいでしょう。ここまで中がカジュアルであればカジュアルジャケットを羽織っちゃうのもオススメです。
コーディネート例②
こちらのスタイリングはカーディガンの合わせです。このインナーのシャツ、カーディガンである、エクストラファインコットンオーバーサイズスタンドカラーシャツとウォッシャブルミラノリブVネックカーディガンは私が今期のユニクロで名品だと思っている商品なのですが、こういったカーディガンをサラッと羽織るだけでも、ぐっと大人っぽさが増すので非常にオススメです。インナーは今はバンドカラーのシャツを合わせていますが、クリーンに見えるロンTやTシャツでもOKです。通常の襟のシャツでも悪くはありませんが、程よく今っぽさがプラスされるこういったバンドカラーシャツの方がオシャレに見えるので、オススメです。
コーディネート例③
少しドレスアップした雰囲気ではありますが、こうしたコートスタイルで合わせるのも大人の品があってカッコイイですね。これでスラックスを合わせると少しカチッとし過ぎるので、カジュアルシーンではこうしたカーゴパンツを合わせてグッとカジュアルダウンさせることで、キレイ目な休日スタイルを演出するのもいいですね。
コーディネート例④
ジャケットスタイルではありますが、インナーをカットソーにすることで、もう少しカジュアルな雰囲気でもコーディネートできますので、是非参考にしてみてください。
コーディネート例⑤
また、ダウンにTシャツ、カーゴパンツという全身カジュアルな合わせには、靴を革靴にするのもオススメです。これでスニーカーを合わせると少しだらしなく見えすぎてしまうんですが、足元を革靴にすることでグッと引き締まった印象になるので、都会的にカーゴパンツを合わせることができるんですよね。いや~スニーカーしか休日は履かないな。。。という人も多いとは思いますので、前半のシャツ、カーディガン、コート、ニットなどを上手く活用してもらえれば、うまくこのユーティリティワークパンツをオシャレに着こなせるのではと思います。
これらのコーディネートですが、このユーティリティワークパンツがお尻周りが若干ゆったりしていることもあり、トップスは少し緩めがオススメです。あまり丈が短く細身だと、ピッタリした印象のトップスと結ったりのボトムスでバランスが難しくなります。ほんの少しトップスにゆとりを持たせるだけで一気にこなれた印象になりますので、このユーティリティワークパンツを合わせる際には是非意識してみてください。
まとめ:ユニクロのトレンドボトムス
このユニクロのユーティリティワークパンツはカーゴパンツに抵抗ある人でもこの価格なら挑戦してみてもいいかなと思える上、商品のシルエット含め非常に良い商品に感じています。ミリタリーアイテムを古着で探すのは大変ですし、そこまで本格的な物ってほとんどの人は求めていませんよね。このアイテムがこの価格で気軽に買えるのは、今の流行をを考えても非常に良いボトムスだと感じていますので、是非この春の買い物の参考にしていただければと思っています。