「クローゼットで眠っているPコートって今着れるの?」
こんな疑問を持つ人も多いはずです。
しかしそのPコートをそのまま着てしまうと、周囲の人からダサい人と思われてしまうかもしれません!
こんな人にオススメ!
- Pコート持ってるけどまだ着れるか気になる人
- Pコートがへたってきて買い替えを検討している人
- どんなコートを着たらいいかわからない人
- ダサく見えてしまうことは避けたい人
この記事を読むことで、自分がPコートを着て大丈夫なのかがわかります。
もし着るのが難しいなと感じた場合にも、合わせてどんなアウターならオシャレに見えるのか解説していますので、安心してください!
Pコートは上手く着ないとダサく見える
さて、いきなり結論からお伝えすると、
Pコートはかなり上手く着ないとダサく見えます!
え~って思いますよね。
今も持っているのに。何ならよく着てる。。。
具体的に以下で説明していきますね。
Pコートは元々軍用アウター
Pコートとは着丈短めのフロント部分がダブル仕様になっているウール素材のアウターです。
過去に流行したアイテムで、何なら誰もが着たことがあるアイテムなのではないでしょうか。
このPコートですが元々は海軍の防寒用アウターとして開発されました。
そこから漁師のアウターとしても活用されたり、一般のファッションとして広がっていきました。
船の上というのは非常に寒くて過酷な環境です。
- 手袋を付けたままでも着脱できる大き目のボタン
- 冷たい手を温めることができるマフポケット(斜めについているポケットのことです)
デザインにもこうした理由があるんですね。
なぜダサく見えるのか?
では誰もが着たことがあるPコートがなぜダサく見えてしまうのか?
チェスターコートの台頭
イチバンの大きな要因はコレです。
Pコートに比べ丈が長くドレスよりのルックスをまとうチェスターコート。
Pコートに比べキレイ目に見えることが特徴です。
チェスターコートが流行の中心に変化していく過程で、Pコートは相対的にカジュアルに見えすぎるようになってしまいました。
これがダサさへと繋がってしまいます。
また、チェスターコートはON用にも使えてしまう汎用性も兼ねており、利便性でも優れていることが流行の大きな後押しに。
ダッフルコートも同じ状況ですね。
どうしても流行が過ぎてしまったアイテムというのはダサ見えしてしまうポイントですね。。。
フロントのダブル仕様
Pコートの代名詞ともいえる、前身ごろがダブルボタンになっている仕様ですが、これが野暮ったさに繋がってしまいます。
開けてきたときにコートの面積が非常に大きく、かなりモッサリとした印象に。
もともと身幅が絞られていないボックス型シルエットが多いため、余計に野暮ったさに繋がってしまうんです。
幼く見えてしまう
洋服には世間の人が持っている洋服へのイメージというものがあります。
例えばこんなイメージありませんか?
金のネックレス:成金っぽい
チェックのネルシャツ:おたっくぽい
Pコートに関してもこういったイメージが実はあります。
Pコートって中高生が着ているイメージありませんか?
これは実は中高生の制服用のアウターとして採用されていることが多いのが原因。
このイメージがあるためPコートというと『学生っぽい』に繋がってしまうわけですね。
大人がスタイリッシュに着るアウターとしては難しいイメージが定着してしまってますね
Pコートがダサく見える理由
- チェスターコートの流行でカジュアルに見えすぎてしまう
- 学生っぽいイメージが定着しており幼く見えてしまう
ファッション初心者にとって難易度が非常に高いアウター
Pコートを着るには大人っぽさがポイント
ではPコートは絶対にNGアウターなのかというと勿論そうではありません。
ただし上手く着こなすためにはコツが必要です。
ここまで説明してきたように、Pコートの弱点は野暮ったく幼く見えてしまう点。
なので、
大人っぽくスタイリッシュに着ること
が重要なんです。
具体的には、
- ロング丈のPコートを選ぶ
- 細身のシルエットのものを選ぶ
この2つのどちらかを意識するだけで全く変わります!
丈感が通常のPコートに比べ長めであればキレイでオシャレな雰囲気が出てきますね。
こういった細身のシルエットで男らしさを強く意識したアイテムもカッコイイです。
ただどちらもファッション初心者にとっては簡単ではない合わせ。
ファッション初心者は無難に今のトレンドを採用したほうがはるかに良いですよ!
Pコートに代わるコートは?
ではPコートに代わるコートは何を選べば良いでしょうか?
以下2つがオススメ!
- チェスターコート
- ステンカラーコート
チェスターコート
今のトレンドど真ん中ですね。
ここ数年で完全に定番化したアイテムと言っていいでしょう。
上品さやドレス感が増すのが大人っぽく着れてカッコ良いアウターです。
ON用でも着れちゃうのが嬉しいポイントですね!
ステンカラーコート
バルカラーコートともいわれるコート。
シンプルな襟の仕様が特徴のコートです。
チェスターコートは少しキメ過ぎてるな。。。
と感じることってありますよね。
この場合にはこのステンカラーコートを着てみてください。
落ち着いた印象があるのでめちゃくちゃ使いやすいですよ!
また、身長がコンプレックスでロングコートが苦手な人は少し短めのステンカラーコートもオススメです。
なぜPコートはこんなに淘汰されてしまった?
ここまでお話してきましたが、そもそもアウターのバリエーションとしてPコートもアリなはず。
しかし最近Pコートは本当にみけかなくなりました。
これにはファッションのカジュアル化が大きく関係しています。
アウターのカジュアル化
以前はアウター=コートといった状態で、Pコートやダッフルコートが世間を賑わせていました。
ところが流行がカジュアルな方面にシフトしたことでアウターの流行も様変わり。
今はダウンが大流行していますし、ボアジャケットも定番化しています。
カジュアルシーンを担当するアウターが大躍進しているんです。
しかもチェスターコートがキレイ目を担当していますよね。
- キレイ目担当・・・チェスターコート
- カジュアル担当・・ダウン・ボアジャケット
こんな感じにキレイにすみ分けされているわけですね。
そうすると困るのはPコート。
キレイ目とカジュアルのいいとこどりが良さなのに、この流行だとPコートはどっちつかずの器用貧乏なのです。
Pコートの流行は必ず再来する
とはいえ流行というのは繰り返します。
今はカジュアルトレンドではありますが、またドレスよりのトレンドが必ずやってきます。
そうなるとPコートがカジュアルに見える丁度良いバランスになる日が必ずくるはず。
そのころにはダウンやボアがダサくなっているかもしれませんね!
まとめ
Pコートについて纏めてきましたが、いかがでしたか?
「昔はあんなに着てたのに。。。。」
と感じてしまうコートではありますが、今も勿論上手く着ればオシャレに着ることができます。
一方で難易度は高いのでファッション初心者は流行にある程度乗っかる方が良いでしょう。
Pコートの代りに選ぶべきコート
- チェスターコート
- ステンカラーコート
ここまで読んでくれてありがとうございました!
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