こういった悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。
私自身新卒で全然別の業界に就職した後、中途採用のタイミングでアパレルの世界へと入りました。
そんな私の実体験から、新卒でのアパレル就職について感じていることをお伝えします。
私は新卒で大手金融機関へ
私の話にはなりますが、高校時代は所謂進学校に通っていたこともあり、幸いなことに国立大学へと入学することができました。(大学生活はマジで暗黒時代でした(笑))
そして新卒採用での就職活動も何となく大手の企業を受ける日々が続く中で、これもラッキーなことに大手金融機関へと就職することができました。
しかし勿体ない話ではありますが、3年務めたのちに退職し、今のアパレル企業に就職しました。が、今のところは後悔はしていません。
アパレルは新卒でも中途でも入社可能
結論から言ってしまうと、アパレル業界はこだわらなければ新卒でも中途でもどちらでも入社は可能です。
たまに待遇面に差がある会社もありますが、基本的には長く働けば働くほどその差はなくなっていきます。
要は実力があればそこは関係ないという世界ですね。
一方でデザイナーなど洋服を作りたいという人は服飾の専門学校に通っていることが大きなアドバンテージでしょう。
普通にアパレル会社で働いていて、洋服の作り方を学ぶ機会って正直全くありません。
これは専門学校に通っている人の方が強みとして影響してくるのは間違いありません。
新卒採用である必要性はナシ
自分の場合は金融機関からの転職でしたが、この業界、そんな人は正直ほぼいません(笑)激レアさんです。
なので、入社当初は洋服への熱量の違いから苦労はしました。
自分はどちらかというと接客業は好きだけど、他のスタッフほど洋服への熱量は持っていませんでしたから。
ただ、今になって考えると、他業種、他会社を経験していることは、本当に大きな強みになります!
- お金への意識の高さが養われる
- 残業への耐性が付く
- 論理的思考の癖が付く
- 転職前の会社と比較して、転職後の会社のいい所、悪い所が見える
- 新しい人間関係により自身のスキル向上に繋がる
などパッと思いつくだけでも、自分の転職の場合のメリットはこれだけすらすら出てきます。
新卒採用でしか入れない会社っていっぱいあります。
つまり新卒採用というのは何にも代えられない最強の武器なのです。
それは最大限活用するべきだし、アパレル企業は中途で十分入社できます。
個人的には新卒採用でアパレルは勿体ないです。
環境が変われば「強み」も変わる
自分は国立大学から金融機関というかなりお堅ーいルートを歩みました。
周りにはとんでもなくエリート臭ぷんぷんの人たちも多くいましたし、そんな中での自分は劣等感の塊でした。
一方アパレル企業に入社しても洋服への知識も乏しくかなーり劣等感をかんじたものの、あれ?と感じることも多かったのです。
例えば金融機関に比べるとアパレル企業はリスク管理が非常に甘い傾向があります。
これは自分が金融機関で働いていたから気づけたことでした。
また、物事を論理的に考える癖がついていたことが、自分の長所や伸びしろを言語化する手助けにもなりました。
これができることで今の会社で教育面でも大いに力を発揮することができるようになりました。
つまり、今まで経験してきたことが知らず知らずのうちに自分の長所になっていることって、とてもいっぱいあるんです。
ところが、人はみんな今の環境が社会の縮図だと思い込んでしまうため、結局どこにいても一緒だよね。。。と感じてしまいがちです。
しかし実際には会社が違えば風土も変わりますし、業界が違えば伸びやすい能力や必要とされる能力も変わります。
何が言いたいかというと、様々な経験をすることが自分の成長の一番の近道だということです。
そして新卒採用という武器をアパレル業界に使うのは勿体ないと思うということです。
金融機関→アパレルという非常に珍しい経験をした自分だからこそ、今の会社にとって非常に重要な視点の持ち主になれたと感じています。
まとめ
この記事を見ている人は恐らく悩んでいる人だと思っています。そんな人には新卒という武器は最大限活用することをオススメします。
それがあなたの人生の大きな経験となり、それが結果として大きな武器になるはずです。
一方でアパレルにまっすぐに入社すると決めている人は、そのままアパレル業界に飛び込むことをオススメします。
その熱量が必ずあなたの大きな武器となり、誰よりもまっすぐに進んでいける自信につながるはずです。