こんにちは、ちゃんまるです。
大人の男性にとってカジュアルバッグって何を使えば良いのかな?
そう迷っている人も多いはず。
そんな私も何を使えば良いのか彷徨いながら、早数年。明確な答えを手に入れることができていない。
そんな私と同じような人が、もしかしたら手に取ってしまいそうなバッグがユニクロから発売されたので、ここで紹介していきたい。
こんな紹介の仕方になっているので、ほとんどの人には伝わってしまっているかもしれないが、個人的にはこのバッグはかなりイマイチだと感じた。
今回はその理由について話していきたい。
ユーティリティ2WAYバッグ
今回紹介するバッグはコチラ。
ユーティリティ2WAYバッグ
一見大人の男性にとって使いやすいと感じてしまう写真ではあるんだけれど、どうして私がイマイチと感じたのか、順に紹介していく。
ユーティリティ2WAYバッグの詳細
以下簡単なオンラインサイトの紹介から。
イマイチ理由①ショルダーバッグとして使えない
ユーティリティ2WAYバッグは、名前の通り2WAYで使えるんだけど、この2WAYは
・手下げ
・リュック
の2通り。楽な2つなんだろうなとは思うが、個人的にはこのジャンルのアイテムはショルダー、いわゆる斜め掛けが必須だと感じている。
大人の男性にとって、リュック型のアイテムをオシャレに使いこなすのはなかなかハードルが高い。リュックというのはどうしても少年っぽさがつき纏う。
いかに『大人っぽさ』をリュックで演出するのかが非常に重要になる。
ではこのユーティリティ2WAYバッグはどうか?
決して大人っぽいデザインとは言い難い。。。
カジュアル感が強めのデザインのため、どうしてもチープさ>大人っぽさの印象が強い。ショルダーであれば、これも中和されるのだが、やはりリュックでは使いづらいデザインなのは間違いないだろう。
イマイチ理由②素材がチープ
これに関してはユニクロのこの値段で期待をするのは酷かもしれないが。。。ちょっとこのナイロンリップストップの生地はチープに見えすぎる。
特にユニクロでは最近はバッグの銘品が続いており
・ドローストリングショルダーバッグ
・ラウンドミニショルダーバッグ
と素晴らしいバッグが作られている。作られているだけに何故。。。この素材。。。
今挙げた2つのバッグも銘品たる所以はそれぞれの素材にあると思っている。
やはりユニクロの『この価格のクセに安っぽくみえない生地』が採用されている。
もちろんユーティリティ2WAYバッグはミリタリーのヘルメットバッグをモチーフにしているがゆえに、丈夫さと利便性を兼ね備えたナイロンリップストップ生地が採用されているのは重々承知ではあるものの、肝心の見栄えが悪ければファッション性は台無しである。
ユーティリティ2WAYバッグの良い点
とは言えこのバッグの素晴らしい部分ももちろんある。
この画像に書いてあるポイントが私自身非常に良いなと感じたポイントだ。
ハンドルの長さの調整が可能
これはメチャクチャ良ポイント。
こういったトートバッグのハンドルは、長いと手持ちしづらく、短いと肩掛けしづらくなる。特に冬のアウターの上から肩掛けできる長さときたら、なかなか夏の手持ちには長すぎて使いづらい。
どうしてもバッグというのは数持って使い分けるというよりは、1つのバッグを使いまわす人の方が多いはず。
そんなときにこのようにハンドルの長さが調整できるバッグというのは痒いところにてが届く素晴らしいディティールだ。
PCが収納可能
ビジネスシーンのカジュアル化の産物
これに関してはユニクロの気持ちは非常によくわかるのだが。。。。
2023年現在の社会の特徴として、『ビジネスシーンのカジュアル化』がグングン進行している。
クールビズの進行がキッカケとなり、コロナ禍もあったことで、スーツを着る機会がグーンと減った人も多いのではないか。
ビジカジが台頭してきた結果、
「スーツは着なくても、小奇麗な服装をしていれば、まぁ大丈夫かな!」
という人が一気に増えたことだろう。
そうなると以前のようなガチガチのビジネスバッグも必要なくなり、いわゆる3WAYバッグと言われるビジネスバッグが主流になった。
ノマドワーカーと言われる人達のように、PC1つで仕事になる場合も増えてくると、PCが入るカジュアルバッグの需要というのは確実に以前に比べて増えているのは間違いない。それがこの『ユーティリティ2WAYバッグ』が製造されている一番の理由だと思っている。
とは言え、やはりここまでカジュアルなデザインを「仕事用に使いたい!PCを持ち運びたい!」と感じる人は多くはないだろう。ビジネスバッグとしての側面が強い方が、ポケットの数など機能性で優れているし、何より持っているときの気持ちの引き締まりも全く異なる。
仕事着に関しては消耗品的な側面も強いので、「ユニクロでいいや」という人も多いかもしれないが、仕事用のバッグをそんなに数持って使い分ける人は多くないだろう。多くの人は1つを何年か使い続けるんではないかと思っている。
そうなるとできるだけ機能面でも精神面でもアガル物を使いたいと思ってしまうだろう。どうしてもこうした『精神的にアガル』物つくりというのはユニクロの苦手分野なのかもしれない。人間のこうした満足度は往々にして自身の払ったコスト(金銭的にも時間的にも)左右されるのは間違いないだろう。手軽に安く手に入るユニクロが今後どう巻き返すのか注目したい。