こんにちは、ちゃんです。
今回は最近買ったスニーカーを紹介したい。
というのも、なかなか世間一般には知られていないスニーカーではあるものの、これからのトレンド要素にしっかりとフィットしてくる逸品だと感じているからだ。
流通足数は決して多くはないし、万人受けするジャンルではないのだが、メリット、デメリットを含めた個人的感想を、今回は紹介したい。
GUAM 【adidas Originals】
今回ご紹介するのはコチラ。
【adidas Originals】GUAM
adidasアイランドシリーズの1つ
1970年代〜1980年代にかけて、adidasは世界各地のリゾート地の島名を用いたモデルを多数発売している。
日本でたまに発売されているタバコ何かもその1つ。
アイランドシリーズと言われるこのシリーズの1つとして1982年に発売されたのが、今回紹介するこのGUAM。
最近になり、このGUAMが発売後40年の時を経て、初めての復刻を果たしている。
日本限定の発売
実はこのGUAM、発売当時は日本限定の発売。今回の復刻が世界で発売されているのかは不明だが、当時はそれだけ特別なモデルだった。
ちなみにGUAMは日本限定だったが、同時期に展開していた都市シリーズの1つ、Milanoが同デザインの色違いのイメージ。
GUAMが日本限定だったこともあり、世界からの羨む声からMilanoが発売されたという噂も。
クラシカルなデザイン
発売が1982年ということもあり、デザインはローテクのクラシカルな造り。
今はハイテクスニーカーという言葉が当たり前に溢れているが、そんなハイテクスニーカーの走りのエアマックスも初登場は1987年(私と同い年)。
このGUAMの発売時はこうしたローテクなスニーカーが当たり前の時代であった。
アイランドシリーズであったり、同時期の都市シリーズも全てローテクのデザイン。
今はハイテクスニーカーが飽和状態な中、クラシカル回帰の動きが若い世代中心に流行の1つではあるので、こうした時代の復刻アイテムは今後大注目であるのは間違いない。
adidasといえばの定番ポイントは?
カラーはホワイトボディに随所にネイビー・ブルーを配したカラーリング。昔からネイビー好きの私にとってはなかなか好物な配色。
アッパーは柔らかい上質なプレミアムレザー(天然皮革)を使用。最近はSDGsの観点から合皮・人工皮革が使用されることも多いので、これは経年変化含め嬉しいポイント。
adidasといえばのスリーストライプスとヒールパッチは健在。このあたりはクラシックなadidasとしては当に象徴的なデザインと言って良いだろう。
GUAMならではのポイントは?
このGUAM、今では世界的定番のStan SmithやSUPERSTAR、CAMPUSには見られないデザインを擁している。
甲部分のデザインはadidasだとなかなか見かけないデザイン。内羽根のデザインはガゼル(ガッツレー)にも見られるが、甲のデザインはあまり今発売されているモデルでは見かけない。
個人的にはこの甲のデザインは結構好きで、パッと見で違いを出せる分、ちょっと気持ちがアガるポイント。
こういったミッドソールも特徴的で、横から見るとブルーでベタ塗りされたような、珍しい配色。
そしてStan Smithなど先程列挙したモデルに比べ横幅も細くすっきりとしたシルエットなので、足元のボリュームのすっきり感も今の気分にマッチして◎
GUAMのデメリット:履き心地
とはいえこのGUAM、勿論良いところばかりではない。
発売後40年が経過しているからなのか、もしくは大元がトレーニングシューズとして発売された背景も関係しているからなのかは不明だが、正直履き心地はそんなに良くない。
インソールのクッションが効くくらいのイメージかな?
色んなadidasのスニーカーを履いてきたが、決して良好な履き心地とは言えないだろう。
一方で、このGUAMを履き心地を過度に期待して購入する人はいないだろうから、そういう意味では問題ないのかもしれない。
このシリーズ、ちょっと集めたい
私はスニーカーのコレクターでもないし、強いこだわりがあるわけでもないので、熱をあげて収集することはないのだが、今回このGUAMを購入して、改めてこのアイランドシリーズ、都市シリーズを色々履いてみたくなった。
そんなに復刻再販は多くはないだろうから、皆さんも機会があれば、試着だけでもしてみてはいかがだろう?