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エアリズムコットンクルーネックT(長袖)レビュー

お久しぶりです、ちゃんです。

今年の冬は暖冬と言われ続けて、実際に暖かかったわけですが、3月になっても意外と気温が上がりきらず、桜の開花も非常に遅れる結果的には長い冬となりました。

そんな春の訪れが遅かった今年も、気づけば夏日連続。

今度は春があっという間に過ぎ去って、夏がもう忍び寄っているんじゃないかという気温。

もう半袖でも日中は過ごせる日もチラホラと出てきました。

とは言え、まだまだ半袖だけでは心もとないもので、そんなときに重宝するのがロンT。

まさに今の季節には非常に重宝する、私にとっては最高の相棒です。

今回はユニクロから発売されているロンT、今年の新作である、エアリズムコットンクルーネックT(長袖)をしばらく着てみて個人的に感じた感想をお話していきたいと思っています。

もう買った人も多いとは思いますが、わかるわかるという共感から、う~んという意見も合わせて感じながら、ラジオ感覚で聞いていただければと思っています。

それでは行ってみましょう。

商品概要

まずは商品のディティールから。

言わずもがなではありますが、この新作のエアリズムコットンクルーネックT(長袖)はユニクロUの今年の新作アイテム。

ユニクロUとはアーティスティック・ディレクターのクリストフ・ルメールが率いるデザインチームが、世界中のファッションと新素材の情報が集まるパリのR&Dセンターとともに、上質なワードローブを追求するコレクション。

毎年の定番アイテムとして、エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)は持っていない人はいないほど人気のアイテムでしたが、長袖バージョンとしてロンTがついに発売されました。

素材

一番の特徴はエアリズムに見えないこの素材。

表地はコットン、裏地はエアリズムになるこの素材はサラッと肌当たりは快適ながら、見た目はコットンでインナー見え、スポーツウェア見えしない、いいとこどりの万能選手。

表地はコットンと一言で言っても、コットンの見え方は実際には様々。

このアイテムはどちらかというと光沢が強めで、クリーンな印象で、いわゆるチャンピオンに代表されるようなヘビーオンスのコットンとは一味違う印象に。

このコットンの見え方は正直好みが分かれる一つのポイントだと思っていて、個人的にはTシャツやロンTはヘビーオンスなガシッとした雰囲気が結構好みの為、ちょっとクリーンすぎるかな?という印象です。

とは言えロンT一枚で出かけるのに馴染みがない方にとっては、ロンTというアイテムはラフ見えの象徴の為、この表地の微光沢というのは大人っぽさに繋がるために、非常にいいポイントになるハズ。

そして私自身、一枚着としては好みではないものの、ジャケットを羽織る時のインナーとしては、この光沢感がラフ見えさせ過ぎずに上品さを演出してくれる非常に気に入っているポイント。

微光沢のおかげでジャケットのインナーで着ても摩擦が少なく滑りが良いため、非常にいいアイテムに仕上がっていると感じました。

シルエット

シルエットに関しては少しオーバーサイズではあるものの、大きすぎない程よい作り。

私は身長180㎝の65㎏ですが、XLサイズで程よい緩さでちょうど良いくらいです。

肩は少し落ちるデザインのため、今っぽさがしっかりと感じられるデザインで、決して、時代遅れ、古臭い印象は感じないシルエット。

だからと言って大きすぎないポイントもあって、肩は落ちるものの、アームは緩すぎない作りなので、腕回りがダボダボしない分だらしない印象はナシ。

一方で大きすぎないが故に、これ一枚でオシャレに決めようと思うと少しインパクト不足は否めないため、コーディネートでの工夫は少し必要かもしれません。

その点、ユニクロUらしくアンニュイなカラーリングが3色用意されているので、サイズで遊びきれない分、色で工夫するのが一番手っ取り早い方法になりそう。

ブラックのボトムスは定番でもちろん相性はバツグンですが、普通な印象にも見えがちなので、少し変化が欲しい方はアースカラーの緩めのボトムスと合わせるとワントーンでオシャレに着こなすことができるでしょう。

細身が好きな人はワンサイズダウンでも着用は十分できると思いますが、体が華奢な人はサイズを下げ過ぎると袖が短くなるかもしれないので要注意です。

そしてTシャツと言えば難点が透け感。

インナー着たくないけど透け感が気になる人もいるハズ。

その意味では、生地にハリ感があってもともと透け感が出づらい生地感に加え、シルエットも緩さがあることで体に密着しづらいサイズ感。

そのため、透け感がきになることも他のTシャツ、ロンTに比べて気にしなくてもいいのは大きなメリットだと感じています。

首回り

首周りはインナー見えしない工夫がされており、個人的には結構好きな仕様です。

ネックのリブは太目の設計になっており、ヨレて見えないしっかりとした仕様。

かつ首元の開き具合も大きくは開かない仕様になっているので、だらしなく見えないようになっています。

Tシャツ系がだらしなく見えるポイントは個人的にダントツで首元だと思っていて、首元がユルッと見えた瞬間、ロンTが一気に品が無くなってしまいます。

その点、リブが太いと着応えに繋がりますし、首が詰まって見えることで、上品見えに繋がります。

首が開いているならば、インナーにTシャツを挟めばいいっちゃいいんですが、これから徐々に暑くなる季節。

できれば一枚で出かける選択肢も持っておきたい季節に、だらしなく見えないロンTというのは個人的には重宝する選択になっています。

袖・裾

袖はリブ仕様になっていますが、私は袖のリブが好きなので個人的には嬉しいポイント。

ユルッと着用したいので、手首でリブでグッと止めて、少し手首周りでクシュクシュっと余らせるのは個人的には好きな着こなし。

一方でゆったりした雰囲気があまり好きではない人にとっては、袖のリブはイマイチな印象にも見えるはずで、ここは大きく好みが分かれるポイントに。

私はジャケットのインナー使いも多いので、このリブが袖の通しやすさにも繋がっており、非常に気に入っています。

裾はスウェットのようなリブはないものの、サイドにスリットがある仕様で、このスリットも恐らく賛否両論。

恐らくインナー感を軽減したかった、デザインの1つとして採用したのかなとは思っていますが、インナー使いを意識すると個人的にはイマイチなポイント。

上にシャツやブルゾンを羽織ったときに、このスリットが見栄え的にはどうしてもおさまりが悪くなってしまう。

確かにデザイン性は他にない分、こうしたスリットは重要な差別化ポイントかもしれないですが、個人的には着回しの観点でいくと要らなかった仕様かなと思っています。

洗濯後の変化は特になし

洗濯表記に関しては、洗濯機での洗濯は可能も乾燥機は不可。

そもそも乾燥機は可のアイテム自体が少ないこともありますが、このエアリズムコットンクルーネックT(長袖)も漏れずに乾燥機不可。

とは言え最近はTシャツでも手洗い表記のものも多い中で、洗濯機可は非常に嬉しいポイント。

そして実際に洗ってみても風合いの変化はほとんど感じないので、ここは流石ユニクロといったとこです。シワ感も気にならないのはポリエステルの強みもありそうです。

一方乾燥機は不可になってはいるものの、我が家は子どもの服はガンガン乾燥機で回しまくっているので、できれば乾燥機にかけたいところ。。。

ということで試しに乾燥機にかけてみたところ、質感の変化というのは大きくありませんでした。このあたりは安心のポイント。

とはいえ、乾燥機の大きな心配事はもう一つ。

じゃあ縮みはどうなの?ってところなんですが、

身幅:62cm⇒59.5cm ▲2.5㎝

身丈:75.5㎝⇒72㎝ ▲3.5㎝

肩幅:51㎝⇒50.5㎝ ▲0.5㎝

裄丈:88.5㎝⇒86㎝ ▲2.5㎝

と大きく縮む結果に。

特に肩幅は大きく変わりませんが、身幅、着丈、袖丈は大きく変化する結果になりました。

個人的には少し大きめに着たかったこともあり、この変化は予想はしていたものの、あまり歓迎できない結果になりましたが、逆に少しサイズを縮目たい場合にはこの方法も一つありなのかもしれません。

着回し

着回しに関しては便利に感じるポイントが個人的に季節やシチュエーションによって大きく異なりました。

個人的に良く使ったシーンは少し緩めのテーラードジャケットのインナーと一枚着としての2パターン。

まずテーラードジャケットのインナーはこれ自体が上品に見える素材感のために非常に重宝しました。

どうしてもヘビーオンスのTシャツだとラフ見えし過ぎてしまうため、気づいたらこのエアリズムコットンクルーネックTを着ちゃっている状態。

安っぽくも見えないですし、春と秋には非常に重宝するアイテムになりそう。

そしてもちろん一枚着としてもサラッと着やすいので、お出かけ着としてよりは、子供とちょっと近くの公園に行くときなどに、さっと着てさっと出かけるアイテムとして重宝しています。

一方でカーディガンやシャツのインナーとしては少し使いづらかった。

というのも、生地自体がハリ感があるので、薄い羽織モノのインナーとしては少しゴワツキができやすくなってしまうのと、やっぱり裾のスリットがネック。

シャツを合わせると裾のおさまりが非常に悪くなってしまい、これならスリット無しの方が圧倒的にインナー向き。

一枚着としては悪くないデザインかもしれないですが、個人的にはやっぱりスリットは無くて良かったなと思っています。

利便性

レビューとは少し違う視点になりますが、ことロンTというアイテムは一般的に買い時を失いやすいアイテムで、店頭でも販売している期間が非常に短いジャンルのアイテムだと思っています。

とはいえシャツほど昔から定番品として君臨していたわけでもないので、手持ちとして潤沢な人はそこまで多くない印象。

実際に一枚で着たい季節になって世の中で探し始めると、もうセレクトショップたちは半袖中心になってしまいロンTは品切れ状態。

個人的にはロンT難民なんて言ったりしていますが、こうした状況が毎年発生しているのが現状です。

ユニクロは品番数が売上に対して少ないのが特徴で、その分販売期間を長くして、数多くのニーズにこたえられるようにしているのが大きな特徴。

いざ欲しいと思って買えない。。。そんなロンT難民の救世主になるべく、このエアリズムコットンクルーネックT(長袖)が一月からずっと販売されていることも一つ大きなメリットと言っていいと思っています。

ファッションのインフラ的立ち位置のユニクロならではの特徴ですね。

コスパは抜群

このエアリズムコットンクルーネックT(長袖)は通常価格は1990円で販売されているが。。。これだけ物価高が叫ばれている中、ロンTの価格として考えると破格と言っていいでしょう。

そしてセール時の価格は1290円と都内のランチを一回我慢すればロンTを買えてしまう始末。

この価格を考えれば正直ワンシーズンの命だったとしても十分に満足できるコスパなんではないでしょうか?

メリット・デメリット

今回はエアリズムコットンクルーネックT(長袖)のレビューをしてきました。

各項目の総合点で『73点』となりました。

メリット

やっぱり大きなメリットは素材とコスパ。

機能性は残しながらインナー見えさせない、エアリズムコットンの良さはやはり唯一無二。

コットンだけだと機能性が落ち、エアリズムだけだとインナー見えしてしまう。。。じゃあ混ぜちゃえ!といういいとこどりは、誰しも便利に感じる大きなメリットでしょう。

そしてそんなロンTが欲しい時にお手頃価格で買えてしまうのは今の物価高の日本においては最強のサラリーマンの味方になるハズ。

デメリット

一方で個人的にイマイチだなと感じてしまったのはこのスリット。

このスリットがあるが故に、着回しの幅が狭まってしまっているのが非常に勿体ない印象。

人によっては気にならない人もいるかもしれないが、私にとってはこのスリットが使いづらく感じてしまった。

レビューを見ていてもそう感じている人も多そうなので、どこかでブラッシュアップがあってもいいかもしれない。

そしてもう一つのデメリットが『ユニバレ』。

これに関しては別にもうユニクロってバレても問題ないと感じる人も多いと思いますが、もし気になる人がいれば、このロンTはユニバレのリスクが高めのアイテム。

微光沢の素材感が他にはなかなかないだけに使いやすい反面、エアリズムコットンの代名詞のように見えてしまうため、パット見た時にユニクロだとバレるリスクは大いにあり得ます。

私個人的にはシチュエーションや使い方は限定的ながら、痒いところに手が届く良いアイテムだと感じてしっかり活用させていただいています。

もしまだ購入していない方や、いわゆるロンT難民の方は試しに購入してみるのもアリなんじゃあないかなと思っています。

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