こんにちは、ちゃんまるです。
少しずつ肌寒くなってきて、徐々に秋や冬が近付いてくると、気になるのが。。。
そう、アウター
ショッピングしていてもアウターはやっぱり気になるし、できれば数は欲しい。
とは言うものの、アウターはどうしても値が張るのでなかなか気軽には買えないんだよなぁ。。。
そんなオシャレなアウターがユニクロなんかで買えたらコスパ抜群。。。
コスパ抜群!『ユーティリティショートブルゾン』
そんな悩みを解決してくれる素晴らしいアウターがユニクロから発売されました。
それはコチラ。
ユーティリティショートブルゾン
実物を見て、これは売れる!と確信しているので、具体的にどこがどういいのか、私が思った点を深堀りしていく。
ユーティリティショートブルゾンの詳細
先ずはオンラインサイトの詳細から。
では具体的にどういったジャケットなのか
Barbourそっくりのデザイン性
昨今オシャレな人の中で大注目のアウターの1つであるのがこのBarbour。
元々は英国の防水ジャケットとして作られているこのBarbourですが、その大きな特徴と言えばオイルドコットンを使用したこの表地。
創業1894年当時はもちろんゴアテックスなんて代物は当然存在せず。。。そんな中でも防水性を担保しなければならないと制作されたのが、このオイルドジャケット。
油なんだから水を弾くでしょ!てなわけです。
私も昔持っていましたが、とにかくカッコイイ。。。
ただこのオイルドジャケットは大きなデメリットもあって。。。
※私も以下が理由で手放してしまった。。。
手入れがとにかく面倒
当然と言えば当然だが、洗濯もできないので、お手入れが面倒。
そしてずっと使っているとオイルが抜けてくるので、オイルの塗りこみも必要。
ただ買ってOK!なアウターではないだけに、面倒くさがりの私にはなかなかハードなアウターだった。
電車で座りづらい
昨今のBarbourは昔のBarbourに比べれば、まだ表面のオイルは控えめに塗りこまれている(昔のBarbourはメチャクチャ油臭い)のだが、それでもべた付きは多少はある。
そんなときに厄介なのが電車移動で、座席に座ると隣の人に肩がくっ付くと思うんだけど、「油がつかないだろうか。。。」と心配になる。
実際にはちょっと触れているだけだと大丈夫なんだけど、
「隣の人は気にしてないかな。。。?」と心配しながら乗るはめになるので、なんか落ち着かない。
油断するとカビが生える
これは私の周りにもチョコチョコいたんだけど、べた付きがあるためか、通気性の良い場所に保管していないとカビが生えてしまう。
もちろんふき取れば大丈夫ではあるが、お手入れ、保管、着用時も気を使い続けないといけないオイルドジャケットは、非常にカッコイイんだけど、面倒な一着でもあるわけだ。
こんな面倒なBarbourの面倒な『オイルド』部分だけそぎ落とし、デザインの良さが保たれたアウターがあれば。。。。。
それがこのユニクロの『ユーティリティショートブルゾン』なわけだ。
では具体的にどういった点が個人的推しポイントなのか?
襟元のデザイン
これはまさにBarbour。
コーデュロイの切り返しになっており、デザイン性は抜群。
ここがコットン生地だと少し軽く見えてしまい、安っぽさ、ワークっぽさに繋がるのだが、コーデュロイ素材にすることで、ワークっぽさは損なわれていないが、少し深みが加わり上品な雰囲気に仕上がっている。
そして襟裏にはチンタブがついており、スタンドカラーのように着こなすことも可能。寒い時のマフラー代わりとしても使うことができる。この際にこのコーデュロイ素材が肌に当たるのだが、これが肌当たりの良さにも繋がるのでなお良し。
安見えしない表地
ではBarbourと大きな変更点である表地はどうなのか?
コットン100%のハリ感のある生地が採用されているんだけど、これがなかなか良い。
程よいハリと光沢があるので、決して安見えはしない素材感。もちろんオイルドに比べれば見劣りはするものの、この価格を考えれば十分過ぎる質感に仕上がっている。
加えて、ユニクロでよくあるのがボタンなどのディテールの質感の悪さ。これで一気に安っぽく見えてしまうんだが、このユーティリティショートブルゾンはボタンの質感も悪くなく及第点。ジップも色味も良く、価格を考えればかなり作り込んだ一着だなと感じるアウターだ。
トレンドと安心感を兼ねたバランスの良いシルエット
シルエットは少し緩めで、着丈はショート丈。
とはいえどちらも大きすぎるわけでもなく、短すぎるわけでもないので、トレンド感は程よく取り入れたいけど、若者っぽく見えすぎても。。。という人にもしっかり似合うシルエット。
BarbourのSPEYと比較する声も多いんだけど、SPEYの特徴は何よりも着丈の短さ。これがトレンドとして若者中心に人気なんだけど、このSPEYの着丈バランスだと少し大人世代にはやり過ぎて見えてしまう。
同じ裄丈(袖の長さ)で比べると、BarbourのSPEYより、このユニクロのユーティリティショートブルゾンが、4cmも着丈が長いので、より万人に似合うデザインにブラッシュアップされている。
30代後半に差し掛かった私も安心感のあるデザインである。
袖のカフスで冷気を遮断
袖の内側にはリブが付いており、外からの冷気を遮断することができる。スナップボタンで調整も可能なのはありがたい。私はかなり貧弱な体型なので、こうしたリブはいつもユルユル。そんな私もこのスナップボタンを使えばしっかりと冷気を遮断できるので、予想外に寒い日でもある程度対応できそう。
ユーティリティショートブルゾンのデメリット(ジレンマ)
とまあここまでべた褒めしてきたけれど、デメリットはないのか?
個人的にはそこまで目立った弱点はないと思っているが、良品なだけに抱える大きなジレンマをここで紹介したい。
良品なだけに抱える、『裏地がチェックのジレンマ』
このユーティリティショートブルゾンは裏地がチェックになっている。この辺も本家Barbourへのリスペクトを感じる部分なんだけど、これが両刃の剣だと思っている。
このユーティリティショートブルゾンは素晴らしい出来だと思うので、万人にオススメできるし、実際に注目している人も多いだろう。よく売れるとも思っている。
となると。
もちろん裏地のチェックはオシャレポイントではあるんだけど、これが、逆に
「あっ!あのアウターの裏地、ユニクロのやつだ!」
とバレるキッカケになる。
良品がゆえに、みんなが注目すればするほど、この特徴的な裏地でバレるリスクを孕むわけだ。
自分もこのアウターを購入できない理由が当にコレ。
仕事柄周りはファッション感度高い人が多いけれど、そんな自分もユニクロ商品は絶賛活躍中。
ただ、
「え?それユニクロなの?全然わからんかった!」
っていうのと、
「それ、ユニクロやろ?人気のやつよな~!」
っていうのは、圧倒的に前者が良い。
そして、この感覚は恐らく暫く覆ることはないだろう。
なぜならユニクロは『流行を先取りするブランド』ではなく、『流行を追いかけるブランド』だから。
「あれ?それユニクロなの?全然わからなかったー!」
というさり気なさがポイントと感じている人にとっては、少々扱いづらい裏地になってしまうかもしれない。
一方で
「もはやユニクロは世界的アパレル企業。恥ずべきことはない!」
という考えであれば、このアウターは非常にコスパに優れたアイテムになり得るはずだ。
袖の長さや着丈がいつものユニクロとは少し異なるバランスのため、サイズ選びがオシャレの肝にもなるアイテム。
気になる人は一度店頭で試着した後、しっくりくるサイズを選ぶと良いだろう。