
ロレックスの時計は気になるけれど、何を買おうか迷うな。。。
どんなモデルがあるかわからないけれど、高いモデルはちょっとなという人はいませんか?
そんな人にオススメのモデル『エアキング』を紹介します。
ロレックスが気になっている人全員にオススメができるモデルではありません。
こんな人にオススメ!
- シンプルな使いやすいロレックスを探している人
- あまり派手に見える、いかにも高級時計というルックスは避けたい人
- 比較的手ごろな価格で探している人
- まずは一つロレックスの入門として買ってみたい人
- ロレックスでも人と被るのは避けたい人
Contents
エアキングとは

エアキングは1940年代に登場。
「航空業界へのオマージュ」というコンセプトで生み出されたと言われています。
1930年代~1940年代は航空産業が急速に発達していた時代で、二つの世界大戦は航空機の高速化や長距離移動を実現し、戦後も大量輸送を中心に発展を続けていったわけです。
各時計メーカーからはパイロットウォッチや航空を賛歌するプロダクトが製造されるようになり、ロレックスでも「スペースキング」「コマンダーエベレスト」などといったモデルがリリースされていきました。
エアキングもまた、そんな時代の中で誕生した「航空業界へのオマージュ」であったと言うわけです。
さらにエアキングは、現行ロレックスの中で最も古いペットネームを持つことでも知られています。
ペットネームとは、簡単に言うと商品の愛称のこと。
文字盤に表記され、ロレックス内での正式なモデル名となったのはエアキングが現行コレクションにおいて最古。
エアキングは誕生当初はオイスターパーペチュアルの一モデルでしたが、このペットネームがあるがゆえに「エアキング」としてのアイデンティティを確立していくこととなります。
エアキングの特徴
さて、有名ところのモデルとは一線を画すエアキングですが、どんな特徴があるのでしょうか?
- パイロットウォッチとしての高い視認性
- リーズナブルな価格
- 大きすぎないサイズのため、ビジネスシーンに使いやすい
パイロットウォッチとしての高い視認性
そもそもパイロットウォッチって何なの?と思いますよね。
明確な定義はありませんが、パイロットの方が付けて見やすい時計として定義づけされることが多いです。
高い気密性に加え、シンプルな文字盤で作られているので時間の確認に最適。
あまりゴテゴテした時計は。。。という人にはオススメのデザインですね。
リーズナブルな価格
型番によるところはありますが、「ロレックスは100万円はくだらない」という時代において、100万円を切る型番が多いのも特徴。
大体40万~70万円くらいで手に入るものも。
これからロレックスを初めて買いたいな!という人の入門編としても手が届きやすいモデルですね。
大きすぎないサイズでビジネスシーンに最適
エアキングは現行モデルは40㎜、旧モデルであれば33mm~36mmのため比較的小さめのサイズ。
そのためあまりごつごつした時計は付けたくない、キレイに見せたいといったビジネスシーンに最適です。
一方でこのサイズの小ささが不人気と言われる原因に。
しっかり付けている存在感がそこまで大きくなく、主張が強くないので、「せっかくロレックスを買ったけど物足りないな。。。」なんてことに繋がってしまうのかもしれませんね。
エアキングの歴史
ここではエアキングの代表モデルを簡単に紹介していきます。
大きく分けると、
- クラシックシリーズ時代
- プロフェッショナルシリーズ時代
に分かれます。
2016年のモデルチェンジ以降はプロフェッショナルシリーズに分類されています。
Ref.5500(1950年代~1990年頃)

エアキングの中では非常に長い約40年間作り続けられたモデルです。
細かい変更は都度ありながらも文字盤サイズは33㎜で統一されており、非常に小さめのサイズ。
また、生産期間も長く価格も安定しており、約40万円ほどで入手できるのコスパの良さも魅力的。
初めてのアンティークウォッチとしても選ばれやすい時計です。
Ref.14000(1990年頃から2000年)

長年作られ続けたエアキングもようやくここでモデルチェンジ。
主な変更点は3つ。
- サイズが34㎜に
- プラスチック風防からサファイアガラスへ変更
- キャリバーが3000番台へ
この変更で傷がつきにくくなったことに加え、何よりキャリバーの大きな変更で精度が飛躍的に向上しています。
オイスターパーペチュアルのシリーズで発売されていることもあり、この型もバリエーションが豊富。
価格も安定しており、50万円くらいから購入できるのも嬉しい点。
先ほどのRef.5500だとちょっとビンテージ感がな。。。という人にはちょうど良いモデルとなるのではないでしょうか。
Ref.14000M(2001年~2007年)

今回は外装面のアップデートはないものの、やはりキャリバーの変更があり、制度と耐衝撃性がUPしています。
また、今回からガラス面に王冠の透かしが入っていることも大きな特徴。
この透かしはロレックスが複製防止のために入れているものですね。
Ref.114200(2007年~2014年)

今度はムーブメントのアップデートはないものの外装が大きく刷新。
サイズはそのままですが、ケースが少し大きくなり、文字盤のデザインなども非常に豊富に。
2015年、突如エアキング生産終了

2015年になると突如エアキングが生産終了となります。
オイスターパーペチュアルのラインナップとして継続生産はされていましたが、エアキングのロゴは廃止されてしまいました。
この唐突な生産終了に、ファンは騒然でした。
Ref.116900(2016年~2022年)

一度は生産が終了していたエアキングが大幅なリニューアルで再登場したこのモデル。
このモデルからプロフェッショナルシリーズとして再登場です。
まずサイズが34㎜から40㎜に一気に大きくなり、男らしいスポーツロレックスへと変貌しました。
文字盤のデザインも大きく一新。
黒文字盤をベースに12・3・6・9時以外の二桁のアラビアインデックスがスタイリッシュに並び、さらに秒針にはロレックスのコーポレートカラーである緑がカラーリング、王冠マークも黄色に彩られました。
ムーブメントも新しくなり、ミルガウスに搭載されているものと同様に変更、耐磁性能が向上しています。
当初はこのモデルも約60~70万円前後で推移していましたが、2021年にRef.116900の生産終了が囁かれると一気に値段が高騰。170万円まで値がりしました。
エアキングが人気がないと言われる理由
ここまでエアキングの歴史を振り返ってきました。
一方でロレックスの中ではエアキングは不人気と言われることも。
その理由をいくつか挙げてみました。
- ロレックスの中では小ぶりで存在感が薄め
- 文字盤のデザインがポップ
- 購入時の購買規制なし
ロレックスはやはり男らしいスポーツタイプが人気の中心。
そんな中でとくにクラシックシリーズのエアキングはサイズも最大34㎜とかなり小さいため、女性でも似合うデザイン。
逆に言うと男性が男らしく着用したい場合には物足りないかもしれません。
そうしたロレックスの王道から少し外れたデザインが不人気と言われてしまう原因なのかもしれませんね。
一方で小ぶりでシンプルなデザインは、いかにも高級時計という雰囲気が苦手な人にとって持ってこい。
ビジネスシーンでもギラギラしすぎない雰囲気は万人受けすること間違いナシ。
さりげないロレックスのオシャレ感と玄人好みのチョイスは見る人が見るとナイスチョイスに違いありません。
まずはレンタルサービスがオススメ

比較的リーズナブルなエアキングと言えどやはり高級腕時計ですから購入にあたっては高額な出費が必要。
そんなときに便利なサービス、時計のレンタルサービスというのがあるんです。
価格が高騰している中でいつ買うか悩みますし、そもそもどのモデルがいいのかってわからないですよね。
高級腕時計が何と約¥4,000~から借りられちゃうんです。
- 自分の腕に似合うのかな
- どれを買おうか迷ってしまうな
- 少し使って満足してしまわないかな
って迷っちゃいますよね。
その悩みを抱えたまま何十万、何百万と支払うのは勇気がいります。
そんなときにはお試しで気になる時計を借りてみることで、使ったイメージが具体的に感じることができるので、本当に気に入った腕時計を購入できますし、買ったけど使わなかったな。。。という事態も避けることができます。
初めて高級腕時計を買う人はマストで利用するべきサービスですね!
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時計の買い替えを検討している人
時計の買い替えを検討している人も今は多いはず。
特にロレックスを中心に高級時計の価格が高騰しているタイミングは買うのは悩みながら売るのはチャンスの時期。
ネットでも無料で査定している会社も多いですから、気になる人は一度試してみるのもオススメですよ!
まとめ
オイスターパーペチュアルは、最も人気のある腕時計の一つです。
クラシックなデザインと機能により、信頼性が高く魅力的な腕時計を求める人に最適な選択肢となるでしょう。
また、コストパフォーマンスにも優れ、様々なモデルやスタイルが用意されているため、女性男性はもちろん、スポーツをする方や日常使いまで幅広い人にピッタリな時計になるはずです。
検討している人にとっては後悔しない選択になると思いますので、レンタルサービスなどで一度試してみて、気に入ったら購入も検討してみてくださいね!